電気代、知らない間に高くなってませんか?Ⅲ ~再エネ賦課金は無くせるか~

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前回までのⅠ、Ⅱの記事で、
FIT制度ってなんなの。再エネ賦課金ってなんなの。
再エネ賦課金っていくらなの?飛躍して、電気代は生涯でいくら払うの。などについて整理できました。今回の記事で、再エネ賦課金って無くせないのかについて迫りたいです。
↓前回、前々回の記事はコチラ。↓

この記事でわかること
  • 電気代を安くする方法
  • マンションやアパートの人はどうするの?

再エネ賦課金を無くすには?

ずばり、
電力会社から電気を買わない!です。

再エネ賦課金は、電力会社の電気の使用量によって、掛けられました。
つまり、
電力会社から電気を買わなければ、再エネ賦課金を徴収されることは無いということになります。

理屈は、そうだけど、
実際は結構ハードル高いですね。

しかし、再エネ賦課金を減らすことはできます。

そして、再エネ賦課金を減らすということは、
当然、電気代も節約できることに繋がります。

電気代を減らすには?

それは、
自宅の屋根やカーポートの屋根に太陽光システムを設置する。
経済効果に絞って言うと、
一つ目が、
住宅の屋根に載せた太陽光システムで発電した電気を、自分の家で使う。

自家発電した電気を自分の家で使った分だけ、
電力会社から電気を買わなくてよくなります。

二つ目が、
売電収入があるので、売電収入分だけ、
実質、電気代が相殺されることに。

日本の住宅屋根の平均の積載できる容量が、
4kwのシステムで、
ざっくりFIT制度の10年間で、90万円くらいの売電収入が見込めます。

↓詳しくはコチラ。↓

これからは、『太陽光+蓄電池』が有力

しかし、
最近は、売電価格が下がってきたため、
なるべく太陽光で発電した電力を、なるべく家で使う選択が有力になってきました。

なぜ、FIT制度の売電価格が下がったのか。
財源確保が困難というのが、原因の一つでしょう。
その財源を支える一つが、再エネ賦課金。
この先も、再エネ賦課金を増やし続けることは、かなり困難。
国もわかってはいるけど、上げざるを得ない状況という感じ。

そして、
ここにきて、ここ2年ほど、微増だった再エネ賦課金が、
2021年5月から前回の10%UP。

太陽光システムだけの設置で売電するよりも、
蓄電池も併せて設置して、なるべく自家消費する方法が有力になりました。
それは、
『太陽光システム+蓄電池』の電気の創蓄で発電された電気を、
蓄電池に溜め、夜や朝に使うことで、電力会社から買う電気を少なくします。

マンション、アパートの方はどうすりゃいいのさ

そうなんです、
再エネ賦課金は、電気を使っているすべての人に、
使用量に応じて、徴収されます。
ゆえに、
太陽光システム、太陽光+蓄電池システムを設置できない、
マンションやアパートで生活されている方々は、
環境保全、温室効果ガス削減、主にCO2削減の大義名分の下、
徴収されるしか方法がないのが実情です。

不平等ですよね。

国もそのことは当然、知っています。
先ほども触れましたが、
そういった打ち手のない方々の負担を大きくするわけにはいかない。
けれども、
再生可能エネルギーは普及させないといけない。
FIT制度による買取金額の膨らみに対して、
再エネ賦課金を大きくして、賄う手段の一つとして実行するしか、今のところ方法がない。
というか、言ってしまえば、そういう制度。。。

まとめ

電気代って、生涯で730万。(想定)
なるべく少なくしたい。
生きる為の、費用が高すぎる。。。

FIT制度、再エネ賦課金の状況から、
一軒家を持っている方は、
『太陽光システム単体』もしくは、
『太陽光+蓄電池システム』を設置しない手はない。
せっかく設置できる環境にあるので。
まずは、検討だけでもしてみては如何でしょうか。
マンションやアパートで生活している方は、
打つ手なしなんですもん。

さらに、
環境貢献。
むしろ、今はこっち。

もう太陽光は遅い、、なんて声もありますが。
買取金額の下降、再エネ賦課金の上昇も手伝って、
今後、また注目され、スタンダードになっていく。

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