そもそも蓄電池って?機能は?目的は?どんなことができるの?

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 今回は、チクデンチ、蓄電池って最近耳にするけど、
いったいぜんたい蓄電池ってナニモノなの?という回です。

蓄電池について初めて教えてもらったころ、
『怖がらないで!難しく考えないで!』
って資料に書いてあり、
口に出して読まれ、こちらが少し照れくさくなったのを覚えています。

大丈夫だ、乾電池のデカい版だろう?

なにも身構える必要はない。
早く話してくれたまえと、心の中で唱えていました。
しかし、知れば知るほど奥が深いというか、
あの人は、難しく考えると余計にややこしくなるよ!
ってことが言いたかったんだなぁと、やさしさに気付けました。
早速、蓄電池について、始めたい。

蓄電池とは

 そう、読んで字のごとく、
電気を蓄える池だ。

参考

「電池」の本体は、劇薬として知られる硫酸という液体をいれる器だったわけで、文字通り、液体をためる「池」だったのです。
参照:漢字文化資料館

試しに調べてみたら、本当だった。
乾電池しか知らないけど、
昔は、電解液をグラスに溜めて、池として活用していたのか。

そんなこんなで、
いわゆる蓄電池とは、ここでは、電気を溜める容器と定義する。

充電池

そして、乾電池で充電したり放電したりするものがある。

『充電池』と呼ぶらしい。

充電池は繰り返し充電できるのがメリット。
充電回数を重ねるうちに寿命を迎えますが、
たとえば単3形の場合、
目安として1000mAh前後の充電池は3000~4000回、
2000mAh前後なら1800~2000回、
2000mAh以上なら300~500回の繰り返し充電が可能みたいです。


むちゃくちゃ繰り返し使えるやん。
死ぬまでにそのありあまるポテンシャルの10%も
使いこなせずに終わりそう。。。

リモコンとかがいいのかなぁ。

ここで言う蓄電池

今回お話しする『蓄電池』は、
先ほど定義した通り、電気を溜める容器です。

そして、2つに分類されます。

スタンドアロンタイプだったり、ポータブル蓄電池と言われるタイプ。

もう一つが、
系統連系型だったり定置型蓄電池と言われるタイプです。

今、世の中で注目されていて、耳にする機会が増えている蓄電池は、
定置型蓄電池の方です。
定置型とは、住宅や商業施設、病院、工場などの建物に設置されるもので、
移動させることができないものを指します。

つまり、
ここで大きく取り扱う蓄電池とは、
電気を溜める容器で、定置型の家庭用の蓄電池です

ポータブル蓄電池って?

ポータブル蓄電池についてサクッと。
気軽にアウトドアなんかに持って行って使えるタイプ。

停電を待つだけじゃなくて、
釣りとかBBQとかキャンプとかそういったアウトドアや遊びにも
活用できるよねーってのが、良い。

スマホが5~10wなので、
240Whなので、23回充電できるイメージ。
金額的にも、重さ的にも、小回りが利く。

他には、パナソニックのイーブロック。

外に持ち運ぶような手軽さはないけど、
停電時にしっかり働いてくれるニチコンポータブル蓄電池。

2kwhなので、先ほどの240Whの8倍くらいの容量。
事務所や店舗でも使えるそう。

ただこれらのポータブル蓄電池は、
蓄電容量を使い切ったら、終わりという点は押さえておかなければならない。
なので、停電が長引くとつらい。

ただ、
太陽光を設置している家だと、
停電時に晴れていればMAX1500w使うことが可能なので、
その分を、ニチコンポータブル蓄電池に蓄えることは可能である。

蓄電池の機能や役割

えー、
ここで主に取り扱う蓄電池とは、
電気を溜める容器で、定置型の家庭用の蓄電池でしたよね。

機能や役割は、
電気を蓄えて、放電すること。

基本的には、これのみ!

ほほーう。
どんな電気を蓄えるの??
それは、
太陽光の余った電気、つまり、自家消費したあとの余剰電力。
または、深夜電力です。

固定買取制度中の方は、深夜電力を溜めます。
固定買取制度が終わった方は、余剰電力(今まで売電していた電力)や深夜電力を溜めます。

安い電力を蓄えておいて、本来、電力会社から買って使うはずだった電気を、
蓄電池から放電して、家で使うことで、電気代が抑えられるってな感じです。

蓄電池を家庭に設置する目的

人は、

パンを焼きたければ、トースターを買い、
少しでもおいしくパンを焼きたければ、バルミューダかアラジンで悩みます。

モノを買う目的、、、例えば、車。たいていの場合、移動手段が前提で、
この車に乗りたいから買うのだ。この車でキャンプに行きたい、この車でデートしたい、なんだかモテそうな気がする、だから買う。感情が先に来るのだ。

しかし、蓄電池は地味だ。地味すぎる。
縁の下の力持ち感が否めない。家にあるからと言って、モテないだろう。
ゆえに、しっかりした目的が必要なのかもしれない。しかも、高いのだ。
地味だけど、一見、地味だけど、
蓄電池を買うのは、安心という感情だ。
決して、モテたいからじゃない。家族からはモテるかもしれない。
家族には是非モテたい。
みんながそれぞれの家族を大切にし、幸せにする努力をし、
自分の家族を幸せにすることができたなら、世の中が平和に寄っていく。
世の中を幸せにしようとか大きなことは考えなくていい。
まず、自分の家族を幸せにしよう。
そうすれば、自然と世の中は良くなる気がする。
小さな平和が、大きな平和を作っていく。
むしろ、自分の家族すら幸せにできないのに世の中なんて幸せにできなくないか。
#すみません、独身です。
#親孝行に焦点当ててます。

話を戻そう。

蓄電池を導入する目的は、
「電気代の削減」と「停電時などのバックアップ電源としての利用」の主に二つ。

電気代の上昇、再エネ賦課金、固定価格買取制度満了の方、固定買取制度の売電価格の下降などによって、蓄電池を導入することで、電気代を削減できる可能性がある。
導入コストが高いので、元が取れるかというと、しっかりしたシミュレーションが必要だろう。

電気代の削減というより、
せっかく太陽光載ってるんだし、有効活用したほうが良さそうじゃない?って感じ。

もう一つが、停電時の備え。
ここ2‐3年、各地で災害があり、蓄電池で備えるという需要が高まっている。

まとめ

蓄電池の機能は、電気を蓄えて放電すること。
蓄電池の目的は、太陽光の余剰電力を有効活用すること、停電時に電気を使うこと。
蓄電池を使うと、光熱費が削減できます。停電時に備えることで、安心できます。

光熱費の削減や停電時の備えは、また別のブログで書いていきます。

それでは!

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